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Channel: EBook2.0 Magazine

Webの百の顔 (1): プラットフォームの創生

2020-21年の出版は、多くの「本」から「重さ」が消えたことで記憶されるだろう。もちろん、物理的なものは蒸発も消失もしたわけはないが、過去に経験した本との体験や心理的喪失は「重量」として相当なものだったろう。筆者も、自 […]

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無声本から「トーキー」へ !?

米国に本拠を置くオーディオ出版社協会 (APA)は、6月1日に発表された年次報告書で、出版社のオーディオブック収益が昨年約13億ドルに増加したと述べた。これは12%の飛躍で、9年目の2桁成長と見なされる。この情報は、In […]

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北京ブックフェア今夏開催

今年の夏の北京の国際ブックフェア(BIBF)は2021年8月25-29日、スマート(ハイブリッド)という変則的な方式で行われることが発表された。つまり、対面式参加人員3万人規模のものとオンラインで実質2億人ということであ […]

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「永遠」だった出版の価値 (♥)

金属と油と紙による「グーテンベルク全盛時代」は過去となったが、人々の心の中で動く「グーテンベルク時計」は薄れてはいない。昔の駅には必ずあった、あの「時計」のようなものだ。カレンダーの最大の価値は、印刷と金庫と紙幣だったこ […]

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アマゾンが重量級「オーディオ推理シリーズ」(♥)

シャーロック・ホームズのオーディオ・コンテンツのドラマ化を、アマゾンと北欧のStorytel が手掛けることになり、今年の話題となっている。原作やキャスティングからみても、これはオーディオ版としても意欲的な作品といえる。 […]

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出版時代に怖れられた「終わりなき話」

無限と有限には接点がない。印刷出版は有限で、資源を消費し続けられず、本のテーマ、話のネタというものも無限にはない。出版する側も考える。しかしデジタルの本はあまり人気がないし、採算の問題もある。時代は悪夢幻的に続いたが、デ […]

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デジタルの「トリック」

本誌は通巻564号(年52号)を経ており、あまり実感を湧かないことも半端ではないが、それでもグーテンベルクの「記念」は軽いものではない。奇しくも2020年に、20世紀末にオーディオブックの発見したもう一つの出版空間はグー […]

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Kindle Vellaのゲームが開始

アマゾンは7月13日、連載小説プラットフォーム「Kindle Vella」をリリースした。かねて話題になっていたが、Tech Crunch, Engadgetの解説記事で評価されるだけのことはある。500字~6000字の […]

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Web出版:「仮想化」時代 (♥)

数百年の時を超えてこれまで「グーテンベルク出版」が出版社・書店とともに原型に近い形で生き残ってきたことは奇跡に近い。それは社会の産物であった以上に、むしろ情報活動における基準であったためである。本を仮想化したWeb時代の […]

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ポストWeb出版ビジネスの展望 (♥)

メディアは、コンテンツ・コンテナ・コンテクストをコントロールすることで読者に価値を提供するものである。印刷冊子本を基本とした書籍出版は、400年を超える歴史の中で、ビジネスモデルを固定化してきた。しかし、基本的には希少な […]

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